「最初に何を用意すればいい?」社交ダンスを始める前に知っておきたい、靴と練習着のこと

「何を着ていけばいいの?」

「シューズって、すぐに揃えなきゃいけない?」

「いきなりたくさん買って、続かなかったらどうしよう」

正直なところを、最初にお伝えしておきます。
社交ダンスを始めるのに、特別な準備はほとんど必要ありません。

それでも、知っておくと安心できるポイントがいくつかあります。今日はそれを、お伝えします。


目次

シューズは、いずれ必要になります

最初の数回のレッスンは、靴下や室内履きで十分です。動きを覚えるだけなら、それで何の問題もありません。

ただ、続けていく気持ちが見えてきたら、いずれはダンスシューズを用意することになります。

理由はシンプルで、ダンスシューズには踊るための工夫がしっかり詰まっているからです。床との摩擦を絶妙にコントロールする靴底。足のラインを美しく見せる構造。長時間履いても疲れにくい設計。

普通の靴では出せない動きが、ダンスシューズだと驚くほど自然に出るようになります。


最初の一足は、試着してから

ダンスシューズはネットでも買えますが、最初の一足だけは、必ず試着してから決めることを強くおすすめしています。

足の形や踊り方によって、合うシューズは本当に違います。サイズだけでなく、ヒールの高さ、甲の深さ、フィット感——同じ「23.5cm」でも、メーカーによって履き心地はまるで変わります。

当スタジオで取り寄せているのはステップというブランドです。レッスンの合間に、複数のサンプルを実際に履いて選んでいただけます。慣れない方でも、まったく心配いりません。

ご自身の足で実店舗に行ってみたい方には、上野に店舗を構えるKent(ケント)を選ばれる方が多くいらっしゃいます。社交ダンス用品の老舗で、品揃えも豊富。「お休みの日にちょっと足を伸ばして選びに行く」という楽しみ方も、悪くありません。

価格は、モダン・ラテンともに18,000〜20,000円ほどが一つの目安です。一足あれば長く使えるものですから、必要以上に身構える必要はありません。


ヒールカバーは、絶対に忘れずに

そしてもうひとつ、シューズを買ったら必ず一緒に揃えていただきたいものがあります。

ヒールカバー——シューズのヒール部分にすっぽりかぶせる、小さなカバーです。

これがあるかないかで、シューズの寿命がまったく違ってきます。ヒールの先端が削れて傷むのを防いでくれるだけでなく、フロアを保護する役目も果たしてくれます。せっかく選んだ一足を、長く美しい状態で履き続けるために、欠かせないものです。

数百円〜千円ほどで購入できますから、シューズを買うときに、必ずセットでお忘れなく。ステップでもKentでも、もちろん取り扱っています。


色は「黒」ではなく、ベージュ系を試してほしい理由

ベージュ系ダンスシューズ

シューズを選ぶとき、多くの方がまず「黒」を選びたくなります。汚れが目立たない、なんにでも合いそう——気持ちはとてもよくわかります。

でも、もしお似合いになりそうなら——ピンクベージュやベージュ系、少しサテンの光沢が入ったものを、ぜひ一度試してみてください。

見え方が、まるで違うのです。

ベージュ系のシューズは、肌の色と自然につながり、脚をすうっと長く見せてくれます。サテンの控えめな光沢が、フロアに立った瞬間、足元をやわらかく照らします。

「踊る人」のシルエットは、足元から作られていく——そう感じる方は、少なくありません。


練習着は、最初は本当に「何でもいい」

そして練習着。これも、最初のうちは本当に、何でも大丈夫です。

動きやすければ、お手持ちのレギンスでも、ワンピースでも、Tシャツでも問題ありません。

ひとつだけお願いしたいのは、タイトすぎるスカートだけは避けていただきたいということ。脚の動きが制限されてしまい、ステップを覚えるときに少し苦労してしまうからです。

それ以外は、本当に自由。
慣れてくると、自然と「踊るときの服装」が、ご自身の中で定まっていきます。最初から完璧に揃える必要は、まったくありません。


「形から入る」ことの、本当の意味

形から入ることを、少し気恥ずかしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、社交ダンスにおける装いは「飾り」ではなく、身体の動きを変える、ひとつの道具です。

足元が美しく整えば、自然と背筋が伸びる。
似合うシューズを履けば、それだけで踊りに自信が宿る。

シューズも練習着も、無理して急ぐ必要はありません。けれどいつかきっと——「ちゃんとした靴で、踊ってみたい」と思う日が来ます。

そのときが、本当の意味で、ダンスを始めた日なのかもしれません。


千葉・新浦安の遠藤ユキヒコダンススタジオでは、
シューズ選びのご相談も、気軽に承っています。

まずは普段の動きやすい服装で、はじめの一歩を踏み出してみませんか。

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